2009年9月1日火曜日

ほら、もう始まった民主党バッシング

 臨時国会も開会されていないし、総理大臣の選出もまだやってないのに、マスコミの民主党バッシングのすごいこと。財源の根拠だの、小沢の院政だの、日米関係がどうのこうの。もう鳩山内閣が出来て、何ヶ月もたったようなニュアンスで報じている。そんなにネガティブな報道するんだったら、民主党に投票した国民に向かって「わしらは自公政権が良かったんだ。自公政権下の社会システムにがっちり組み込まれて、下々から巻き上げた税金が回りまわって、ガッポガッポお金を儲けさせてもらっていたんじゃからね」と公言したらどうですか。そうすれば、あなたがたがイヤミたらしく、民主政権にあれこれ言うのも理解できます。それとも単なるイヤガラセ?どっちにも組しない中立の公器のような顔をして、民主政権の下ではアレが不安、コレが懸念、ソッチは大丈夫かと、それこそ国民の不安を扇ぎたててることに汲々としているじゃん。

 マスコミの義務の一つは世の中のチェックをすることでもあると、あたしは思うよ。でもそれは公平に行われるべきで、いやしくも関わりのある組織や団体、特定個人に配慮した内容であってはならないのは当然でしょう。そういうことは贔屓にするスポーツ報道だけで充分。さきの郵政選挙の時と違って、せっかく60年ぶりの政権交代というのに水をさすような報道があるのが不愉快。ましてや新内閣もまだ発足していないというのに。ジョーダンじゃないよ。

 小泉政権以降、ガタガタになったあたしたちの生活を守るため、今まで経験したことない政権交代を国民は望んだんだ。自公政権がいくらかでも国民目線で政治をやってきたならば、こういう選択は敢えてする必要はなかったんだよ。あたしたちが家庭を犠牲にしてやっとこさ収めた税金を、湯水のように「無駄なダム」や「私のしごと舘」などに使ったり、「マンガの殿堂」のように麻生ちゃんだけの癒しの館みたいな建設に使おうとする自公の政治家や官僚の、公僕らしからぬ横柄な態度に国民の不満が爆発したんだ。官僚たちも選挙で選ぶことができたら、いまの高級官僚は残らず落選だろうね。思うに安倍ちゃんや福田くんが辞任した時に国民の信を問うていれば、ガス抜きにもなってここまで自公が惨敗することもなかったのに。麻生ちゃんの政権になっても一向に解散時期を決められなかった。ホテルの高級バーに毎夜出かける様子は、失業者であふれる国のトップの行動としては考えられないことであり、宰相失格の烙印を植えつけられたね。あらゆる行動や判断の時期を間違うと命取りになることが麻生ちゃんにもわかったろう。もう遅いけどね。結局、落選した同僚のうらみつらみが渦巻く中を麻生ちゃんは退陣せざるを得なくなった。

 アメリカでは大統領の最初の評価は、就任して100日目くらいに行なわれることが多いけど、日本のマスコミは評価まがいのバッシングをやって、どうして鳩山内閣(まだ発足していないけど)を頓挫させようと張り切るのかしらん。いや叱咤激励のつもり、といってもまだスタートもしていないのに叱咤のほうにウェイト置き過ぎだってーの。野次馬根性の視聴者や購読者を増やすためとしたら、これほど貧弱な発想はないよ。少なくとも日本国民が308もの議席を民主党に与え、与党自民党の議席を181減らし、同じく与党公明党のそれを10減らした事実を踏まえれば、60年ぶりの政権交代の実現に、もっと前向きな報道やコメントがあってもよさそうなものだけど。まるで新参者に対する村八分みたいな記事や報道は寒気がするね。

 アメリカとの関係についても、今まではアメリカのポチに甘んじていた(これはあたしが言ってるんじゃないよ、ある高齢の評論家おじいちゃんがTVでいつも言ってるよ)それを対等な関係にしようとするだけなのになぜ非難されるのか、あたしには理解できない。相手がアメリカであろうとどこであろうと、日本の政治家であるならば独立国日本としての主張をすべきでしょ。戦後、いろいろアメリカに世話になった、そして今は用心棒のようにアメリカに守ってもらっているとしても、あたしたちは犬じゃないんだから(ここだけの話、あたしは元ビーグル犬だけどね)飼い主にするようにアメリカにペコペコすることなんかないじゃないか。


 鳩山内閣が出来てもすぐに評価なんかできるはずがないし、初期評価はどんなに早くても3ヶ月あるいは6ヶ月ほどは様子を見ておこなうのが本当じゃないのかな。真の政権交代というのは、おそらく多くの国会議員が経験したことのないことだから、政策の取り掛かりに手間取るようなこともあるでしょうね。おまけに官僚相手にバトルが展開されるかもしれない。そのへんは評価期間に織り込んでやるべきでしょ。そして公約どおりの方向に進んでいればYesだし、麻生ちゃん時代の自民党みたいなことをやってれば、即座にNoを突きつける。鳩山代表は「公約が実現できなかったら、政治家としての責任をとる」ってはっきり言ったでしょう。有権者にとってこれほど心強い担保はないと思うよ。なんなら自民党の政治家の中で同じことを言った人がいるかね。もし言った人がいるとしても、小泉元首相が「この程度の公約を守れなかったというのは大したことではない」と言ってたから信用できないけどね。自民党における公約(マニフェスト)の重みはそんな程度だろうな。

 マスコミは新参者を叩くだけじゃなく、政権交代は先進国では当たり前のことや、そのへんのメリットやデメリットを世間に知らせる義務があるんじゃないのかな。

 あたしは1年間ほどは、途中でよほどのことがない限り、鳩山内閣を見守りたいと思う。それでこの政権がどこへ向かおうとしているのか、政権の担当能力は充分なのか分かるはず。仮に短期間にこの政権がつぶれるようなことがあったら、日本は中国か、ロシアか、いっそうアメリカの属国になる可能性大、と元ビーグル犬のあたしは思うね。

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