2010年5月27日木曜日

郵便不正事件で村木厚子被告の無罪は確実

 郵便不正事件で虚偽有印公文書作成・同行使などの罪に問われた厚生労働省元局長・村木厚子被告の公判で大阪地裁は26日、厚生省元係長らの捜査段階での供述調書について、検察側の証拠請求を却下した。

 これによって、検察側が目ろむこの事件の筋書きが大きく崩れることになり、村木被告の無罪の可能性が高まった。

 検察側が違法にも等しい取調べで得られたという供述調書はあまりにも杜撰なもので、裁判で証拠として取り上げるには程遠い代物であったと言うことは、今までの公判で明らかになった。

 あたしがわからないのは、これほどまでして村木被告に罪をなすりつけようとした意図はどこにあるのか、ということである。この事件で、村木被告が主犯であるとしたストーリを検察が作り上げたにしては余りにもその動機が不自然である。何も村木被告を絡ませなくても立件できたはずである。

 捜査段階での供述調書を振りかざして、村木被告に罪を被せるための理由がどこかにあると思わないわけにはいかない。それは私たちが考えもしない巨大な組織が絡んでいるかもしれないし、あっと驚く人物かもしれない。

 あたしは思う。じゃ一体誰が偽の障害者団体証明書を作成するよう指示したのだ、誰が村木被告に罪をなすりつけようとしたのかと。このことについてマスコミは一行も報じない。

 

2010年5月21日金曜日

丸川珠代参院議員さま

 選挙に一度も行ったことが無くて、参院議員になられた丸川珠代様。

 国会でヤジを聞くのが大変いやなあたしは今日知りました、あなたのことを。

 東大経済学部卒、テレビ朝日のアナウンサーを14年間やってこられた上に、一度も選挙に行かれたことの無いあなたが、国会議員に当選して、神聖な国会の場で、場末かどうか知りませんがその外国の新聞社の受け売りで、一国の首相に向かってよくぞ言ってくれました「ルーピー」と。

 才媛と目された、いやそういう振る舞いをしてきたあなたが、国会のヤジを撲滅するどころか、あなた自身がとうとうヤジ軍団の仲間入りを果した。おめでとうございます。

 あたしたちはしっかり覚えておきますよ。3年後の参院選挙の時まで。
 その時、あなたはやはり投票に行かないのですか?

2010年5月19日水曜日

口蹄疫問題であきれた農水相の発言

 宮崎県で発生した口蹄疫の拡大を抑え切れなかった政府、宮崎県と関係市町村はこの深刻さを認識していたのだろうか、とあたしは怪訝に思う。今でこそ宮崎県と関係市町村はある程度の覚悟を持って、この恐ろしいウィルスの蔓延を食い止めようとしている。ところが政府の動きや関係閣僚の反応がいまひとつ鈍い。

 日本人は一部の畜産業者を除いて、政府も政治家もお役人も、口蹄疫ウィルスが社会に及ぼす恐ろしさをわかっていないようだ。だからこそ英国で600万頭もの家畜を処分しなければならなかったのも、英国の畜産業者はもちろん政府や国民もその恐ろしさを知っていたからだ。日本中に蔓延すれば、これは四足の動物だけでなく、日本社会を恐怖に陥れることにもなるのに、そのことを識者もマスコミも余り言わない。風評被害と言っている場合ではないのに、何を暢気にしているのだろうと思う。

 赤松農水相は「わたしのやってきたことに反省するところはない」と言っているが、なにをとぼけたことを言っているのかと思う。
 「結果は思うようにならなかったが、(死力をつくしたので)私に責任はない」と言っているのだ。口蹄疫が発生したのを耳にして、海外に出かけたのだ。

 百歩譲って、このことに赤松農水相が死力を尽くしたとしよう。しかし、結果的に失敗したのであるならば、どういう理由であろうと、その責はトップが負うべきものだ。そのために多くの権限が付与されているのだ。

 赤松農水相が「私に反省するところはない」と言った時点で、鳩山首相はこの大臣を罷免すべきだった。責任を負わぬ大臣が「口蹄疫防疫対策本部」の長をやっている限り、また同じ失敗を起こすだろう。

 赤松農水相は5月11日の農水委員会で「私一人いなかったからといって、いささかも支障があったとは理解しておりません」と発言した。口蹄疫ウィルスという強力な感染力を持つ敵を相手にして、作戦を立てる場に司令官がいなくても支障が無ければ、そういう司令官は必要ない。

 もう一度言う、鳩山首相は赤松農水相を今すぐに罷免すべきだ。

 夏の参院選では、口蹄疫ウィルスの拡散を防止するため、演説会や集会の類はすべて禁止になるかもしれない、と言ったら笑われるか。

2010年5月14日金曜日

鳩山政権には官房機密費の問題がある

 政府は14日、09年度の官房機密費1621万円を国庫に返納したという。平野官房長官は鳩山政権が発足してから今年2月分まで3億6000万円を請求したというから、差し引き3億4378万円を使ったということになる。3億4378万円を返納したのならわかる。わずか5%弱のスズメの涙ほどの金を返納して、大いばりされちゃかなわない。

 最初、官房機密費について「そんなものがあるんですか、私は承知していない」と言っていた平野官房長官だが、そんなことを恥とも思わずよく使ってくれるよ。官房機密費の一部はマスコミにも流れているということだが、こんないい加減な政治をやっていたら口止め料の効果も薄れてしまう。

 統治能力を完全に無くした政権が、国民が納めた血税から毎月約6000万円を官房機密費として使って、一体どんな政治をやってくれたのか。

 この政権が国会で成立させた多くのものは金で片付くものばかりで、年金制度や医療制度などに関することで、基本から見直しをしたもの、あるいは具体的に取り組んでいるものは何も無い。そういうポーズはとるがいつも横槍が入って腑抜けた案になる。閣内どころか国の統治能力が無いから、すべてお金で解決しようとする、そこらへんの成金亡者のやることと変わりない。

 普天間基地移設問題にしても、平野官房長官はアメとムチを持って鹿児島へ飛んだ。このアメの中に官房機密費が含まれていないか。あの八ッ場ダムの初期の頃と全く同じ手法で、徳之島の住民の心をかき乱そうとしている。いやらしいそのやり方は、徳之島の一般住民に会うことでなく、町会議員に会ったことにも現れている。住民の代表として、ということであれば、すでに3町長が鳩山首相と会って意見を述べているじゃないか。これは立派な民意ではないのか。

 このような卑劣な行動は徳之島の住民どころか、沖縄県民の気持ちをも愚弄している。

 鳩山政権発足当時、首相と平野官房長官が官房機密費について野党時代の主張とは真反対のことを言った時、私はある種の危惧を抱いていたが今ははっきり言える。

 なんだ、自民党政権時と変わらないじゃないか。国民の気持ちを弄んだ分、その罪はより重い。

2010年5月6日木曜日

鳩山首相には3枚舌がある

 鳩山首相は6日、沖縄普天間基地移設問題で「最低でも県外」と言ったことに対し、それは「民主党の公約ではなく、党代表としての発言」と述べた。時と場合によって、言い訳がコロコロ変わる政治家は今までたくさん見てきたが、こんなレベルの低い言い訳は聞いたことが無い。

 現在、鳩山首相は日本国の総理大臣であり、民主党代表である。その首相が個人的な発言、民主党代表としての発言、そして総理大臣としての発言を使い分けて言い逃れている。

 総理大臣の立場になれば、どんな場合でもその発言は総理大臣としての責任と重みを持った発言として受け取られるのが当たり前だ。さらに政権与党の代表者の発言として整合性が求められることは当然だろう。それをある時は代表としての発言だとか、またある時は総理としての自分自身の発言だとか、開き直りのように言い訳する国のトップにあきれてしまう。

 鳩山首相は、「代表としての発言」で「民主党の公約ではない」と言う。確かに民主党の公約には「沖縄の負担を軽減する」とだけあるが、その代表が一歩踏み込んだ演説をして総理になったのであれば、民主党の代表として、また総理大臣としてその言葉に責任を持たねばなるまい。複数の自分の立場を利用して姑息な言い訳をする国家のリーダーをあたしは初めて見た。

ならば今後、鳩山首相が発言するたびに「どういう立場としての発言」か、いちいち確認せねばなるまい。まったくおろかなことであるが。

 閣僚などが時々、「個人的には」とか「一個人として」と言って発言するが、責任ある立場の者がこういう言葉で保険を掛けるのはおかしい。今ある自分の発言に責任を持てなければ言わないことだ。

 英国のブラウン首相が低姿勢で接していた有権者が目の前からいなくなったとたんに「あの偏屈女め」と罵った事件が、日本では日常茶飯事であることを確信する。ただ几帳面な日本のメディアは、政治家の胸からラジオのマイクを取り外すことを決して忘れないことが残念だけどね。