7月12日の市長選で民主の推薦を受けた奈良市の仲川げん市長(33)が、9月11日の本会議の議場で、ガムやアメを口にしながら答弁していたという。咳き込む体質で「咳き込んで議会を中断させてはいけないと思った」と言うが、33歳のいい大人が、馬鹿かとあたしは言いたい。水を多めに用意するとか(後になって言っているが)、会議前にうがいをしておくとか、咳止めを事前に服用するとか、ちゃんとした大人なら思いつくことはたくさんあるじゃない。あんたは子供か!と言いたくなる。
全国で2番目に若い市長だともてはやされて、市民の期待も大きかっただけに、公共の場でのこんな振舞いに、大人の発想ができない新市長に失望したのはあたしだけだろうか。就任後、初の定例議会の一番大事な時に、やっていいことと、いけないことぐらいわかりそうなものだ。幼稚園児や小学校のボンクラ生徒のことをいっているようで、あたしは恥ずかしい。でも続ける。
あたしは前に、ガムくちゃしながらサッカーをやっていた選手がガムをのどに詰まらせ、救急車で運ばれたことを書いた。で、ガムくちゃしながらゲームをしているスポーツ選手を非難した。やがて相撲界にもその波が押し寄せるだろうと思っていたら、それを飛び越えて政治の世界にも浸透し始めたのかなと、モラルの崩壊に恐ろしくなる。
重要なことは、こういうことが議長の注意を受けるまで、良いことか悪いことかが判断できない市長は市長たる資格がない、ということだ。あたしの感情としては即刻辞めて欲しい、と思ったほどだ。
この出来事はテレビの全国ネットで報じられた。全国で2番に若い市長誕生とさかんに報道された後だから、「年齢の若さイコール若気の至り」と思われたかもしれないが、公職であるからにはその責任は重いよ。仲川市長は、推薦した民主党に泥を塗ったのも同然だ。
しかしなあ、漠然とした不安が的中したようでいやだな。あたしは7月12日に仲川市長の当選の「喜び」のインタビューを見たとき、全体的にぼーっとした印象で、失礼ながらこんな人で大丈夫かいな、ひょっとしたら奈良市議会がわざとこんな人を当選させて、市議会の思い通りに運営したいのかな、と思ったくらいだ。
仲川市長はガムくちゃ事件の前日の10日の本会議代表質問でも、副市長への質問に勘違い答弁したというじゃない。若さだけで競うといったって精神年齢の若さで競うわけではないんだよ。いくら就任間もない始めての経験だとしても、市長としての最低限の資質を兼ね備えたであろう人物ということも、市長を選ぶ条件に入っているんだ。市長は1人しか選べないから、この資質は必須条件だ。推薦することによって、それを民主党が保証したわけだ。
国会議員選挙はもちろん知事選や市長選などに立候補しようとする者は、なにより資質を重要視したいね。資産とか血筋とか、その地の名士というだけで資質も兼ね備えていると勘違いして、ミスキャストをすることは多いはず。
民主党も推薦した手前、仲川市長をかばいたいだろうけど、毅然とした態度を示してほしいな。
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