2010年7月27日火曜日

このごろの民主党にはあきれてしまう

 辻元清美衆院議員が社民党を離党した。そして民主党への入党をたくらんでいる。

 さきの副大臣時代の思いが忘れられなくて、彼女の政権に寄り添う姿を見ていると、あたしは反吐を吐きそうだ。またこれを議席増として彼女に声をかける民主党閣僚の動きも見苦しい。

 辻元議員の社民党離党理由がこれまた見苦しいことは別のブログに書いた(→http://watashi-no-johdan.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-f59a.html)。

 野党時代とは全く変質した民主党の政権運営において、辻元議員をどういう風に扱うか、あたしは現にヨタヨタぶりをいかんなく発揮している民主党政権の今後を占う試金石にもなると思っている。そんな大層なことでもないと思う人はそれでいい。

 権力亡者に成り下がった辻元議員に対して、国土交通大臣が秋波を送るにいたってはあきれてものが言えなかった。この場合、秋波を送ったのは辻元議員で、国土交通大臣は色目を使ったと言うのが正しいかもしれないが、ここまで民主党の閣僚たちは変質してしまったかと絶望的になる。

 ほんの小さな例を上げれば、議員歳費の日割り法案の採決が臨時国会でなぜできぬ。やれぬ理由ばかりを見つけて、やろうと努力をしない政権の消費税増税の提言などが再び出てきても、いままで税金で散々搾り取られたあたしたちは、もうこれ以上増税に耐えることはできませぬ。

 仙谷官房長官は「引き下げデモクラシーみたいなことはやめよう」とかなんとか言って議員歳費の日割り法案にブレーキをかけているが、議員の歳費の日割りは民主党のマニュフェストにもちゃーんと明記されいるんだ。このまま民主党に政権を任していたんじゃ不安でならぬ。去年の衆院選挙前の政策で民主党が掲げた実現して欲しい政策を言えば、その都度口拭って悪徳リフォーム業者みたいなことを口走る。その上あれほど批判していた議員の新宿舎については、出来た物はしかたがない、ですと!

 こんな民主党に辻元議員を入党させ、閣僚にでもなったら、さらに党の質が下がるのは目に見えている。

 何度でも言う。あなたたちの歳費は私たちが苦労して納めた税金で賄われているんですよ!

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