急転直下、鳩山首相と小沢幹事長の辞任が決まって、日本人が大好きな短期内閣がまた誕生した。少し付き合ってみたが、魅力が無いし、優柔不断だし、決断を先送りにするし、ナイショで他の人と勝手に約束するし、大風呂敷は広げるしで鳩山首相に愛想が尽きた、というあたしの反応は正しい、と思う(?)。でも、小沢幹事長を道連れにするなんて、他の誰もができなかったことをするくらいなら、その蛮勇をもっと早く発揮してくれたらなあ、と思わないでもない。
小沢幹事長らと会見した後で鳩山首相が立てた親指を、マスコミは想像たくましく色々と報道していたが、首相の辞任を予想したマスコミはどこにも無かった。ましてや小沢幹事長共々辞任することも。まあ最近のマスコミの洞察力はそんなもんだ。
あたしはこの5月19日に口蹄疫蔓延の問題をこのブログに書いて以来、鳩山政権のことを書くのを止めていた。それは鳩山首相とその周辺におかしな空気を感じたからだ。その間、マスコミの記事やブログは日米共同声明や、そのことによって社民党が政権離脱をしたことを受けて、これからどうなる、どうするなどとさかんに書いていたが、鳩山首相が辞任するとか、小沢幹事長も同じ運命だ、と予想したものは皆無だった。あたしがこっけいに思うのは、鳩山首相が親指を立てたことを、首相続投の意思だと胸を張って書いたであろう記事を見たときだ。
内閣支持率が20%を割れば、その政権は即座に終わる。これは過去の例からも確かなことだ。参院選を目前に控えて、ころころと総理を変えていては自民党と同じだと言ってみても、それが政権を存続させることになんら役立たないことは明らかなのに、一部のマスコミは鳩山首相の続投だと報じてしまっている。
こんな間違った見通しの中で、鳩山首相が6月2日の民主党両院議員総会で辞意を表明したことは、国民とマスコミに大きなインパクトを与えた。辞任を悟られないよう親指を立てた鳩山首相に対して、なかなかの役者じゃないか、とあたしは思ったものだ。こういう発想をオバマ大統領に対しても行なってくれたら良かった。
サプライズな辞意表明のお陰で、直後のマスコミの緊急世論調査で民主党の支持率は前回より10ポイント近く回復した。こういうどんでん返しがやれるのであれば、その能力をなぜ政権運営に役立てないのかと不思議に思ったが、ケガの功名だったのかもしれない。小沢幹事長を道連れにするということを総会の席上で言ったことも、小沢幹事長が翻意するのを防止するため、意識して発言したのであろうか。こんな細かな芸当ができるのに、いざ政権運営となると目を覆いたくなる鳩山首相とは一体何だったのだろう。やっぱり宇宙人だったか。
2010年6月5日土曜日
2010年5月6日木曜日
鳩山首相には3枚舌がある
鳩山首相は6日、沖縄普天間基地移設問題で「最低でも県外」と言ったことに対し、それは「民主党の公約ではなく、党代表としての発言」と述べた。時と場合によって、言い訳がコロコロ変わる政治家は今までたくさん見てきたが、こんなレベルの低い言い訳は聞いたことが無い。
現在、鳩山首相は日本国の総理大臣であり、民主党代表である。その首相が個人的な発言、民主党代表としての発言、そして総理大臣としての発言を使い分けて言い逃れている。
総理大臣の立場になれば、どんな場合でもその発言は総理大臣としての責任と重みを持った発言として受け取られるのが当たり前だ。さらに政権与党の代表者の発言として整合性が求められることは当然だろう。それをある時は代表としての発言だとか、またある時は総理としての自分自身の発言だとか、開き直りのように言い訳する国のトップにあきれてしまう。
鳩山首相は、「代表としての発言」で「民主党の公約ではない」と言う。確かに民主党の公約には「沖縄の負担を軽減する」とだけあるが、その代表が一歩踏み込んだ演説をして総理になったのであれば、民主党の代表として、また総理大臣としてその言葉に責任を持たねばなるまい。複数の自分の立場を利用して姑息な言い訳をする国家のリーダーをあたしは初めて見た。
ならば今後、鳩山首相が発言するたびに「どういう立場としての発言」か、いちいち確認せねばなるまい。まったくおろかなことであるが。
閣僚などが時々、「個人的には」とか「一個人として」と言って発言するが、責任ある立場の者がこういう言葉で保険を掛けるのはおかしい。今ある自分の発言に責任を持てなければ言わないことだ。
英国のブラウン首相が低姿勢で接していた有権者が目の前からいなくなったとたんに「あの偏屈女め」と罵った事件が、日本では日常茶飯事であることを確信する。ただ几帳面な日本のメディアは、政治家の胸からラジオのマイクを取り外すことを決して忘れないことが残念だけどね。
現在、鳩山首相は日本国の総理大臣であり、民主党代表である。その首相が個人的な発言、民主党代表としての発言、そして総理大臣としての発言を使い分けて言い逃れている。
総理大臣の立場になれば、どんな場合でもその発言は総理大臣としての責任と重みを持った発言として受け取られるのが当たり前だ。さらに政権与党の代表者の発言として整合性が求められることは当然だろう。それをある時は代表としての発言だとか、またある時は総理としての自分自身の発言だとか、開き直りのように言い訳する国のトップにあきれてしまう。
鳩山首相は、「代表としての発言」で「民主党の公約ではない」と言う。確かに民主党の公約には「沖縄の負担を軽減する」とだけあるが、その代表が一歩踏み込んだ演説をして総理になったのであれば、民主党の代表として、また総理大臣としてその言葉に責任を持たねばなるまい。複数の自分の立場を利用して姑息な言い訳をする国家のリーダーをあたしは初めて見た。
ならば今後、鳩山首相が発言するたびに「どういう立場としての発言」か、いちいち確認せねばなるまい。まったくおろかなことであるが。
閣僚などが時々、「個人的には」とか「一個人として」と言って発言するが、責任ある立場の者がこういう言葉で保険を掛けるのはおかしい。今ある自分の発言に責任を持てなければ言わないことだ。
英国のブラウン首相が低姿勢で接していた有権者が目の前からいなくなったとたんに「あの偏屈女め」と罵った事件が、日本では日常茶飯事であることを確信する。ただ几帳面な日本のメディアは、政治家の胸からラジオのマイクを取り外すことを決して忘れないことが残念だけどね。
2010年2月13日土曜日
与謝野鉄幹も泣いているぞ!
昨日(12日)の衆院予算委員会で、自民党の与謝野馨元財務大臣が鳩山首相を「ヤクザ」「平成の脱税王」と評したことで、あの与謝野晶子・鉄幹の孫だという血統の重みは半減どころか、皆無に近くなったと思うあたしだ。
もちろん鉄幹どころか、与謝野晶子も泣いているだろうことは、別のところで書かせてもらった。当の本人は、祖父母に当たる著名な歌人が悲しむような恥ずべきことをしたとはツユにも思っていないようだ。ならばここであたしが、昨日の国会で彼がどれほど間抜けた質問を国の最高権力者にぶつけたか、情報源であるとする鳩山邦夫元総務相の発言を俎上に上げようじゃないの。この際、実の最高権力者は別にいるとか、影の権力者がどうのこうのという議論をする気はない。与謝野氏は国権の最高機関である国会という場所で、国内外が公式に認めている日本の最高権力者に向かって「ヤクザ」とか「平成の脱税王」と言ったのだ。この国会議員ましてや与謝野晶子・鉄幹の孫といわれた由緒正しき血筋を引き継ぐ与謝野氏のこのような発言によって生じるであろういかなる結果も、すべて彼が負うべきだ。あたしが思うに、この発言は委員会で取り上げ、検討されるべき性格のものだ。
この質疑で与謝野氏が唯一の根拠にしている鳩山首相の実弟、鳩山邦夫元総務相から聞いたという話の中に、首相が直接母親に無心している現場を見たとか、あるいはそのようなことを直接兄から聞いたということはひとつもない。そのことは邦夫氏が記者団に語ってるから明らかだ。邦夫氏は「誰か知らぬが母に連絡を入れて云々」と言い、さらに「兄が言ったのか、秘書が言ったのか知らないが」とも話している。
母親は電話口で「お兄さんは子分を養うためにお金がいる、と。あなたは子分がいないからいらないの?」と言ったという。これは弟が語ったものだから、兄弟仲違いしていれば、言葉にどんな虚構が隠されているかわからない。かりに母親の発言がこの通りだとしても、どこにも鳩山首相から無心されたという言葉がない。むしろあたしが奇異に思うのは、この後の会話について邦夫氏が何もしゃべっていないことである。母親から「あなたはいらないの?」と聞かれれば「いる」「いらない」のどちらかの返事をするのが自然だ。邦夫氏はどういう返事をしたか。彼は子分がいない辛さを感じたと言っているが、お金の要不要については言及していない。弟にも「知らないうちに」母親から年1億8000万円ものカネが母から提供されていたというから、与謝野氏に兄の「悪行」を思いきり伝えてみたが、それは天に唾する行為でもあったんだ。結局邦夫氏はこのことによってあらためて自分の墓穴を眺めたようなもんだ。
鳩山首相と邦夫氏に母親から資金が提供され始めたのは平成14年ごろからというのが確認されている。すでに母親から定期的に資金提供がなされているのにわざわざ電話があったというのも信じがたいが、事実としたら、母親から資金の提供が弟にもあったという事が暴露された昨年末のマスコミ報道に対して、「寝耳に水」という邦夫氏の発言は真っ赤なウソの可能性がある。なぜなら母親から電話があったという1年半から2年程前といえば既に母親からの資金提供は「子分のいない」弟にも実行されているからである。母親からの電話は邦夫氏に対する追加の資金援助が必要かどうかの確認だった、とも考えられるじゃん。だとすれば、この時点で邦夫氏はすでに母親からの資金援助は知っていたことになる。第一、「アンタお金必要?」と尋ねられたら、その後の自分のお金の出し入れに関心は持つもんだ。秘書ではなく当の本人にかかってきた電話だからなおさらだ。ましてやこの時には兄に母親からカネが渡っていたのを知っていたのだから、自分だけが援助を断ったのであれば、昨年末に母親からの資金提供が発覚した際の発言は「寝耳に水」じゃなくて、「私は断った」というべきだろう。そして今回の電話の件もその時、明らかにすべきだった。そうすれば兄より潔白だと証明できたのになぜそうしなかった?
この母親から弟に電話があったということを聞いて、邦夫氏が母親の資金提供を知らなかったというのは事実でない気がする。兄は知っていたというのであれば、弟も知っていたという構図になる。弟は知っていたが、兄は知らなかったという構図も無理なく描ける。このところを邦夫氏は考えて与謝野氏に話したのであろうか。麻布中学、東大法学部を卒業した与謝野氏も、さすがにそこまで考えをめぐらすことはできなかったか。
とにかく兄弟げんかの果てに飛び出してきたような話に飛びつく与謝野氏も、今回の件で並みの国会議員どころか、自分の国の首相を低俗な言葉で中傷するだけのヤクザ映画を愛する非常識極まりない一老議員だと知って、鉄幹さんも泣いていらっしゃるに違いない。
もちろん鉄幹どころか、与謝野晶子も泣いているだろうことは、別のところで書かせてもらった。当の本人は、祖父母に当たる著名な歌人が悲しむような恥ずべきことをしたとはツユにも思っていないようだ。ならばここであたしが、昨日の国会で彼がどれほど間抜けた質問を国の最高権力者にぶつけたか、情報源であるとする鳩山邦夫元総務相の発言を俎上に上げようじゃないの。この際、実の最高権力者は別にいるとか、影の権力者がどうのこうのという議論をする気はない。与謝野氏は国権の最高機関である国会という場所で、国内外が公式に認めている日本の最高権力者に向かって「ヤクザ」とか「平成の脱税王」と言ったのだ。この国会議員ましてや与謝野晶子・鉄幹の孫といわれた由緒正しき血筋を引き継ぐ与謝野氏のこのような発言によって生じるであろういかなる結果も、すべて彼が負うべきだ。あたしが思うに、この発言は委員会で取り上げ、検討されるべき性格のものだ。
この質疑で与謝野氏が唯一の根拠にしている鳩山首相の実弟、鳩山邦夫元総務相から聞いたという話の中に、首相が直接母親に無心している現場を見たとか、あるいはそのようなことを直接兄から聞いたということはひとつもない。そのことは邦夫氏が記者団に語ってるから明らかだ。邦夫氏は「誰か知らぬが母に連絡を入れて云々」と言い、さらに「兄が言ったのか、秘書が言ったのか知らないが」とも話している。
母親は電話口で「お兄さんは子分を養うためにお金がいる、と。あなたは子分がいないからいらないの?」と言ったという。これは弟が語ったものだから、兄弟仲違いしていれば、言葉にどんな虚構が隠されているかわからない。かりに母親の発言がこの通りだとしても、どこにも鳩山首相から無心されたという言葉がない。むしろあたしが奇異に思うのは、この後の会話について邦夫氏が何もしゃべっていないことである。母親から「あなたはいらないの?」と聞かれれば「いる」「いらない」のどちらかの返事をするのが自然だ。邦夫氏はどういう返事をしたか。彼は子分がいない辛さを感じたと言っているが、お金の要不要については言及していない。弟にも「知らないうちに」母親から年1億8000万円ものカネが母から提供されていたというから、与謝野氏に兄の「悪行」を思いきり伝えてみたが、それは天に唾する行為でもあったんだ。結局邦夫氏はこのことによってあらためて自分の墓穴を眺めたようなもんだ。
鳩山首相と邦夫氏に母親から資金が提供され始めたのは平成14年ごろからというのが確認されている。すでに母親から定期的に資金提供がなされているのにわざわざ電話があったというのも信じがたいが、事実としたら、母親から資金の提供が弟にもあったという事が暴露された昨年末のマスコミ報道に対して、「寝耳に水」という邦夫氏の発言は真っ赤なウソの可能性がある。なぜなら母親から電話があったという1年半から2年程前といえば既に母親からの資金提供は「子分のいない」弟にも実行されているからである。母親からの電話は邦夫氏に対する追加の資金援助が必要かどうかの確認だった、とも考えられるじゃん。だとすれば、この時点で邦夫氏はすでに母親からの資金援助は知っていたことになる。第一、「アンタお金必要?」と尋ねられたら、その後の自分のお金の出し入れに関心は持つもんだ。秘書ではなく当の本人にかかってきた電話だからなおさらだ。ましてやこの時には兄に母親からカネが渡っていたのを知っていたのだから、自分だけが援助を断ったのであれば、昨年末に母親からの資金提供が発覚した際の発言は「寝耳に水」じゃなくて、「私は断った」というべきだろう。そして今回の電話の件もその時、明らかにすべきだった。そうすれば兄より潔白だと証明できたのになぜそうしなかった?
この母親から弟に電話があったということを聞いて、邦夫氏が母親の資金提供を知らなかったというのは事実でない気がする。兄は知っていたというのであれば、弟も知っていたという構図になる。弟は知っていたが、兄は知らなかったという構図も無理なく描ける。このところを邦夫氏は考えて与謝野氏に話したのであろうか。麻布中学、東大法学部を卒業した与謝野氏も、さすがにそこまで考えをめぐらすことはできなかったか。
とにかく兄弟げんかの果てに飛び出してきたような話に飛びつく与謝野氏も、今回の件で並みの国会議員どころか、自分の国の首相を低俗な言葉で中傷するだけのヤクザ映画を愛する非常識極まりない一老議員だと知って、鉄幹さんも泣いていらっしゃるに違いない。
2009年10月26日月曜日
鳩山首相の所信表明演説について雑感
26日に召集された臨時国会で鳩山首相が所信表明演説を行った。
あたしはこのテレビ中継を見ながら、あたしにも分かりやすい鳩山首相の演説を聞きながら、同時に今度は与野党逆転した状態で国会の品のない野次がどこの党のどの議員によってどのくらいエゲツなく発声されるか楽しみにしている。そして衆議院であれば4年後、参議院ならば来年7月の選挙でその結果を思い切り発揮させてもらおうと思っている。
あたしたちの何倍いや何十倍の国会議員報酬を得て、国会の中で居眠りをしたり、携帯を操作したり、漫画なんぞを描いている議員を良く見かけた。この臨時国会ではどうか。現に今、鳩山首相が演説している間も、あのシンキローは腕組みをしながら目をつむって下を向いているし、安倍ちゃんは風を引いたか大きなマスクをかけている。前総理の麻生ちゃんはシブイい顔をして鳩山首相を睨みつけている。
鳩山首相が郵政事業の抜本的見直しに言及した時、亀井くんは何度も頷き、与党議員の歓声で演説が一時途絶えたけど、この雰囲気は郵政選挙で大勝利した直後のあの小泉元首相の演説時と似てなくもないなあ。向かうべき方向は全く違うけどね。
鳩山政権の特徴をあげるならば、首相をはじめとして多くの閣僚が自分の言葉で政策を述べていることにある。それらはあたしたちの心にストレートに響く。たまに勇み足のような出来事もあるが、今までの自公政権が造った仕組みを180度変えようとするのだから、それも止むをえまい。良くも悪くも鳩山政権の閣僚たちが一生懸命働いているのが見えるのである。見えるからこそ、何をしようとしているのかが分かり、あたしたちも安心できる。
国会中継でひな壇に並ぶ閣僚をみると、座り慣れないイスに戸惑う様子が伝わってきて思わず苦笑してしまう。それにしても半世紀ぶりの政権交代を象徴する鳩山首相の所信表明演説を無視して、酒井法子被告の初公判を延々生中継する民放テレビ局に日本国の民度を見るようで、ふっとため息が出るのである。
あたしはこのテレビ中継を見ながら、あたしにも分かりやすい鳩山首相の演説を聞きながら、同時に今度は与野党逆転した状態で国会の品のない野次がどこの党のどの議員によってどのくらいエゲツなく発声されるか楽しみにしている。そして衆議院であれば4年後、参議院ならば来年7月の選挙でその結果を思い切り発揮させてもらおうと思っている。
あたしたちの何倍いや何十倍の国会議員報酬を得て、国会の中で居眠りをしたり、携帯を操作したり、漫画なんぞを描いている議員を良く見かけた。この臨時国会ではどうか。現に今、鳩山首相が演説している間も、あのシンキローは腕組みをしながら目をつむって下を向いているし、安倍ちゃんは風を引いたか大きなマスクをかけている。前総理の麻生ちゃんはシブイい顔をして鳩山首相を睨みつけている。
鳩山首相が郵政事業の抜本的見直しに言及した時、亀井くんは何度も頷き、与党議員の歓声で演説が一時途絶えたけど、この雰囲気は郵政選挙で大勝利した直後のあの小泉元首相の演説時と似てなくもないなあ。向かうべき方向は全く違うけどね。
鳩山政権の特徴をあげるならば、首相をはじめとして多くの閣僚が自分の言葉で政策を述べていることにある。それらはあたしたちの心にストレートに響く。たまに勇み足のような出来事もあるが、今までの自公政権が造った仕組みを180度変えようとするのだから、それも止むをえまい。良くも悪くも鳩山政権の閣僚たちが一生懸命働いているのが見えるのである。見えるからこそ、何をしようとしているのかが分かり、あたしたちも安心できる。
国会中継でひな壇に並ぶ閣僚をみると、座り慣れないイスに戸惑う様子が伝わってきて思わず苦笑してしまう。それにしても半世紀ぶりの政権交代を象徴する鳩山首相の所信表明演説を無視して、酒井法子被告の初公判を延々生中継する民放テレビ局に日本国の民度を見るようで、ふっとため息が出るのである。
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